看護師視点♡茶色?鮮血?色で分かる不正出血、その原因とは

img_0069
The following two tabs change content below.
奏美

奏美

静岡県出身、東京都在住。看護師。アロマテラピー検定1級取得。身長167㎝。趣味は、映画鑑賞・観劇・和装など。ぎゃふんと言わせたい人がいる。

みなさん、こんにちは!
奏美です。

まだ生理がくるまでに日があるのに…と、突然の出血を経験したことはありませんか?
今回は誰でも経験する可能性がある不正出血についてお話しします。

看護師視点!風邪対策と風邪を早く治すポイントとは?

2016.11.10

そもそも不正出血とは?

img_8257

まず不正出血についてです。
生理以外で膣より出血することを不正出血といいます。不正出血には2つあって、器質性出血機能性出血にわけることができます。

まず器質性出血は、膣や子宮・卵巣などの病気が原因で起こる出血で、良性腫瘍では子宮筋腫子宮内膜ポリープ、悪性腫瘍では子宮がん卵管がん、他には膣炎などがあります。

次に機能性出血は、ホルモンの乱れが原因で起こる出血で、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れて正常に分泌されないことで起こると言われています。不正出血はストレスが原因などと言われることもありますが、ストレスによってホルモンバランスが乱れた際に起こります。

 

VOICE#2の記事でお伝えしたように、生理周期にはエストロゲン・プロゲステロンが大きく関わっています

エストロゲンが分泌され子宮内膜が作られることで妊娠準備を行い、プロゲステロンが分泌されることで作られた子宮内膜を保持・妊娠に備えます。妊娠が起こらずにプロゲステロンの分泌が減少すると、保たれていた子宮内膜が剥がれて体外で排出されるのですが、この女性ホルモンのバランスが崩れることで子宮内膜がうまく保たれず出血につながるという仕組みです。

他には、排卵期に卵巣表面が破れ少量の出血が起こる排卵出血(中間出血)や受精卵が子宮に着床し妊娠が成立した際に起こる着床時出血、性交渉時に膣が傷つき出血が起こる場合などもあります。

 

色から考えられる不正出血の原因

img_5999

また不正出血は、出血している場所によって血の色が異なります。

茶色い出血

茶色い不正出血は血の量は少量で、ホルモンバランスの乱れが原因であることが多いと言われています。しかし、茶色い出血は子宮内部で出血していることが多く、卵巣の病気なども考えられます。

ピンク~鮮血での出血

血の色が鮮やかな場合は子宮や膣など出口に近い部分で出血していることが多いとされています。

 

その不正出血大丈夫?

img_7526

様々な出血についてお話ししましたが、出血量や継続期間によっては問題ないこともあります。

しかし、以下の項目に当てはまったり何かおかしいなと思ったら病院の受診をおすすめします。

  • 痛みがある
  • 出血量が多い
  • 毎月出血する
  • 生理周期がバラバラ
  • 経血量が多い気がする
  • 熱がある
  • 変な匂いがする

 10・20代の出血ではホルモンバランスの乱れが多いとされており、排卵出血などは誰でも起こり得る出血です。

さらに、骨格によっては生理の時にうまく子宮内膜が排出しきれずに残ってしまい、運動したときなど出血が後から起こることがあります。華奢で骨盤が狭かったり歪んでいることが原因なのでみなさんのなかにはこれが原因になっているかたもいるかもしれません。

さらには、若い方では性交渉が原因で出血したり、性病による出血もあります。
望まない妊娠や性感染症を起こさないためにも正しい知識を持つことが大切ですね。

まとめ

今回、お話ししたように女性は様々な原因で出血することが考えられます。
例えば、子宮頸がんは出血を起こす1つの原因ですが、この悪性腫瘍は高齢女性よりも20代30代また10代と若い女性に発症しやすい病気でもあります。

産婦人科は怖い・痛そう・恥ずかしいという印象があるかもしれませんが、出血だけでなく体に違和感を感じたら是非早めに受診してみましょう。

子宮頸がんの検査を無料で受けられる自治体も多いとおもいますので、この記事をきっかけに産婦人科が身近なものになったらなと思います。

奏美

The following two tabs change content below.
奏美

奏美

静岡県出身、東京都在住。看護師。アロマテラピー検定1級取得。身長167㎝。趣味は、映画鑑賞・観劇・和装など。ぎゃふんと言わせたい人がいる。